上司を嫌いになったら、終わり(1)

前のページに関係してますが、外資では上司を嫌いになったら終わりです。日本企業ではまだまだそういう意味では甘えたところがあります。そういう態度を平気で上司に出してしまうような人がよく見かけられます。

  • 上に書いたような人がそのままのメンタリティーで外資に入ってきたら、まず難しいと思います。うちの会社は人事にはとても温情がありその意味、いい会社ですが過去十年の間にこれが問題で首になった人を数名見ました。
  • 私は過去十年の間に上司が10人くらい替わりました。長い人で3年間、短い人で半年。それくらいしょちゅう人が動きます。その中でアメリカ人・オーストラリア人などの西洋人が8割でした。
  • 十人十色とはよく言ったもので、本当にそれぞれ色は全く違う人たちでした。おまけに相手にとっても最初はどこの馬の骨ともしれない東洋人です。コミュニケーションは本当に重要だなぁ、と思うにあまりある10年でした。
  • しかしPro−activeにそしてPositiveな、そしてFrequentなコミュニケーションを心がけながら、サポートしていけば相手は必ずわかってくれます。この人とどうなるんだろう、と思ったような人でも結局3年たって帰っていく頃にはすっかりお互い分かり合えていたということも少なくありません。
  • この人から学べることは何だろうか、といつも考えてそして実際に学ぶのです。ボーとして淡々と過ごす10年と比べたらどんなに自分にとってプラスになっていることでしょう。
  • 彼らは自分に対してEfficientにサポートしてくれていることがわかったら徹底的に部下をサポートしてくれます。
  • 手前みそですが、私は最初の5年で4回のプロモーションを上司からサポートしてもらいました。